暴力性を前面に出した作品に、救われる話

最近、龍が如くの実況動画を流している。内容が内容だけに勧善懲悪ではない。それに何よりファンタジーだ。でも凄く癒される。

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サスペンスやゾンビ映画も好きだ。誰かを襲う、殴られる、殺される…暴力性を孕んでいる事は明確だ。

 

自分みたいな人間(気にしい・感受性豊か・攻撃を受けた時にフリーズしてしまう…などの生きづらさを持つ)な人間にとって、終わりのある暴力はなんて救われるんだろうと思う。なぜなら、生きる事そのものが暴力に晒されることだから。

 

自分の持つトラウマを、画面の向こうで誰かが抵抗したり、傷ついたり、闘ってくれたりするから救われるのだ。ファンタジーの中だろうと、追体験する事で、トラウマを上書きしたり意味を持たせることができる。

 

自分の傷つきは自分だけのものじゃなかったんだ、そう思わせてくれる作品が、代わりにナラティブを行ってくれる。そんな時、自分の人生が少しだけきらりと光る瞬間がある。

 

追記

春日一番はかわいい。そう思う自分は大人になったんだな…。