ポップコーンのかおり

色々あって期間限定で犬と生活している。

疲れは溜まるし犬に生活を合わせなきゃだけど、

メリハリがあって良い。

子犬だから自分の限界が分からずはしゃいだり、

聞かん坊になることもある。

 

それでもかわいい。

 

そっと寄り添ってくる様子や、ふわふわの毛を撫でていると、ふんわり暖かい気持ちになってくる。肉球はポップコーンのような香ばしさで、なんだか癖になってしまう。

 

凡人が限界を超えて成長するには、何かを育てると良いんだろうなあ。自分の域を飛び越えざるを得ないから。

f:id:miumimimi:20220922185109j:image

気圧にやられて寝ていたら、近くに子犬も寄ってきた。唸ったり吠えたりすることもあるけれど、暗くてまんまるな目を見ていると愛おしさが湧き上がってくる。

 

あなたはかわいいね。たくさんたくさん長生きしてね。楽しいことや美味しいものを、たくさんたくさん経験できたらいいね。大好きだよ。

 

 

夢の話

少し前、1週間くらい夢を見なかった時期があった。その時期は引き摺られて暗い気持ちになることもなかった。この数年間で久しぶりだった。このままだったら病気が良くなるかもしれないって希望を持てたくらいに。今はまた悪夢の日々に逆戻りになってしまった。

 

夢に出てくるのはトラウマレベルの人たちのオンパレードだ。忘れていた傷が膿と共に疼き出す。悪夢が日中もフラッシュバックして目の前が真っ黒になる。あの人たちは、のほほんと生きているだろうに。自分だけ囚われていて馬鹿みたい。

 

でも、数年前の夢のわたしは、ただただ襲われるだけだった。今は違う。時には泣いたり、時には怒りながら抵抗している。加害に対して嫌だと理由を述べることができている。朝起きてぐったりだしフラッシュバックするけれど、微かな達成感に触れることができる。

 

夢を操ることができて一人前だとインディアンの話であった気がする。現実では足踏みしてしまっているけれど、体の内からじわじわと根を張って倒れないように頑張っている。…と思いたい。f:id:miumimimi:20220920201309j:image

52ヘルツの声

声が届いてほしいわけじゃない。

ポツポツと書き連ねる言葉は壁打ちのようなものだ。

 

仕事は相変わらず復帰できていない。心と体の色んなところにガタが来ている。このまま輪郭がぼやけたままでいたらどうしよう、でもそれもいいかもなんて思ったりする。

このまま溶けていなくなりたい。自我もとろけてしまいたい。でも、体が無くなったらそよ風感じられないのはちょっと困るなって思った。

 

これからこの場所に少しずつ書き残していこうと思う。自分が溶けてしまう前に。あなたにしか聞こえない52ヘルツの声を見かけたら、少しだけ心に留めてもらえれば、わたしは嬉しい。

f:id:miumimimi:20220730013012j:image